- 日本語教師海外派遣プログラム参加者が毎月の活動状況を報告してくれるものです。今月印象に残ったこと、評判の良かった授業方法、英語のこと、滞在先のことなど、本人が感じたことをそのまま書いて頂くものです。派遣開始の頃の自分と修了前の自分とは、いろいろなことに変化があります。そんな様子を感じ取って、現地での活動をイメージしてみてください。
- 尚、このマンスリーレポートは、定期的に紹介する方を変えていきます。
- 藤由紀子さんの場合
- 参加の動機 ・・・ 将来先生になりたい
- 派遣地 ・・・ オーストラリア QLD 州 ケアンズ近郊
- 学校タイプ ・・・ 公立小学校( Year1 〜 7 )
- 活動期間 ・・・ 2005年7月から2006年3月まで 9ヶ月間
今月学校で印象に残ったことは何ですか |
先生の生徒への接し方が日本よりも厳しいと感じました。生徒が積極的なのは予想通りでした。また日本語教育にかなり力を入れていてコミュニケーションを目的としている事に驚きました。(日本語の位置づけが高い!)しかし、教師不足で日本語教師は休憩があまりないのが大変だと思いました。 |
評判の良かった授業は何ですか |
今月、私は自己紹介をしました。自己紹介は全て英語で話しました(とても拙いですが・・・)。その際、(私は奈良出身なので)奈良の鹿や大仏、商店街、私の通う大学、東大寺の写真(A4ラミネーター)を見せながら奈良の紹介をしました。(あと日本地図を書いて東京、奈良、大阪の位置を教えました 紹介の後は質問タイムを取りました。「鹿は人をおそう?」(めったにない)、「あなたの好きな食べ物は?」(お好み焼き)、「奈良は大都市?」(ケアンズより大きい)、など様々な質問が出ました。 写真はかなり有効な教材だと思います。 |
反省点のある授業は何ですか |
ある(相撲)力士の紙芝居を5Yearのクラスでやったのですが、まだ単語&簡単な挨拶しか習っていない彼らに、いきなりオンリー日本で話し始めてしまったこと。 紙芝居をするにしても木ひゅうオーストラリアをはっきり設定するべきでした。(例えば、習得済みの相撲に関する単語の意味を確認するとか新たな単語を覚えるとか・・・。) |
英語の様子はいかがですか |
ホストファミリー、日本語の先生共にとてもおおからで、聞き取れなくても「One more please?」といえばゆっくり話して下さいます。ゆっくりであれば理解できるのですが、学校の先生同士の会話などは早くて聞き取れません・・・。後小学生は低学年ほど聞きづらく、なかなかハードだなぁって感じです。英語に関しては、わからない単語をメモって家で調べてます。 |
ホームステイの様子はどうですか |
地下に部屋とシャワー室と洗面所をもらいました。とても暮らしやすく感謝です。平日は授業の準備がない日はディナーの後テレビ見たりホストと話してゆっくりしています。 休日はホストマザーがショッピングやホームパーティに連れて行ってくださいます。来週はバレーのクラブを見学に行こうと思っています。 |
他の参加者に、BBI日本語教師ネットワークに伝言は |
初めまして、7月中旬からケアンズに派遣になったYukikoです。現在、大学4年ですが、半年間休学してプログラムに参加しました。将来は教師を目指しています(日本で)。 出身は奈良県で、趣味は野球観戦(タイガース大ファンです!)とバレーです。 QLDのケアンズにいますが、ホリデー中にはエアーズロックに行きたいと思っていますのでアドバイスなどよろしくお願いします。!!m(. .)m |