日本語や文化を海外の学校で楽しもう!~先輩アシスタントの例~

こんにちは、BBI東京オフィスです。
BBIの代表的なプログラムである日本語教師海外派遣プログラムでは、授業の一環として日本文化を生徒と楽しんだり、アクティビティを通して日本語を学ぶ活動が多く行われています。特に人気のオーストラリアやニュージーランドは対象が小中高校生ですので、机上の勉強だけではなく体を動かしたり楽しく勉強することでより日本語を楽しく勉強してもらおう!という姿勢が多くみられます。このプログラムはボランティアのため、メインの先生の指示で皆さんは活動をされますが、日本文化紹介やアクティビティの一部を任されたり、アイディアだしを担当の先生から求められることも多々あります。そこで今日は先輩アシスタントの方々が、実際にどんな活動をされて生徒との距離を縮め、楽しい時間を過ごされたか、一部をご紹介したいと思います。

やっぱり大人気!おりがみ

やはり折り紙の時間を設ける学校は多く、どの学校でも生徒は自分で何かを折るという経験があまりないので大人気のようです。活動時期にもよりますが、ひな祭り、季節の折り紙、イースター、ハロウィンなどに関連する折り紙をして盛り上がったり、その他にもつる、手裏剣、かえるなどを作成した方も多いようです。ある小学校では、学期の最終日ということで特別プログラムとしてピカチュウを作成したところ、生徒の盛り上がりがすごかったという感想をいただきました!簡単な折り紙のレパートリーを増やしたり、面白い模様の折り紙などをもっていかれると、現地で大いに役に立つかと思います。

学習事項に合わせたアクティビティ

既習事項の復習やその日の授業内容を定着させるために、アクティビティを行うことは有効な方法の一つですし、生徒も楽しく勉強を進められます。先輩アシスタントの方々も、試行錯誤の上様々なアクティビティを披露されてきました。

~数字を学ぶ~
中高校生になると、大きい数字の学習を行う学校も出てきます。そのため、日本のお菓子などのチラシを利用して、クラスでお買い物ごっこをし、「○○円です。」という練習を行う。また併せて「~をください」「いくらですか。」「ありがとうございます。」などの練習を行えるアクティビティです。

~季節や温度を表す言葉を学ぶ~
こちらもチラシやインターネットの写真などを用いて、好きな服装を選び、「春です」「夏です」の言葉に始まり、「あついです」「さむいです」なども表現できるようにしたそうです。生徒の個性や、日本と海外の子どもの服装の好みなども見られで、楽しそうなアクティビティです!

~毎日の行動と時間を学ぶ~
例えば「学校に行く」「ご飯を食べる」「寝る」など日常行う会話と、「○○時」という既習事項を組み合わせて、「8時に学校に行く」「10時に寝る」など自分の生活を表す文章作成を行う。文章になると難易度が上がるため、アシスタントや先生の補助が必要になる場合もありますが、新しい学習事項と既習事項の復習の両方ができるアクティビティで、先生も大助かりです。

~ひらがなを楽しく学ぶ&復習する~
まずひらがなを学ぶ生徒さんたちが多いと思いますが、このひらがなを利用したアクティビティを授業の最初のアイスブレイクで行った方がいらっしゃいます。「は」と「ほ」、「め」と「ぬ」などちょっと間違えやすい単語を選び、数人のグループで背中に文字を書き伝えていくリレーをされたそうです。スピードと正確性の両方が求められるアクティビティのため、生徒間でも白熱した戦いになったのではないでしょうか。

まだまだたくんさんのアクティビティ案がありますが、こういった活動は皆さんの活動が終了した後も、先生が日々の授業で利用できるので大変重宝されます。海外の学校で、子どもたちと日本語を使ったアクティビティや文化を一緒に楽しみたいと思われている方、お気軽にお問合せください。

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