実践的な英語を身に着けたい…日本語を英語で教えてみよう!

英語をぺらぺらと話したい!

日本で外国語というとまず英語を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。学校での授業に加えて、英会話スクールなども今ではかなり充実していると思います。英語を学ぶ理由、それは人それぞれですが、やはり海外の方とスムーズにコミュニケーションを取りたい、グローバルに活躍したい、英語をぺらぺら話せるとかっこいい!などがあると思います。先日、ある短い動画を見て1分でその動画のメインメッセージと感想を英語で述べる、という練習をしましたが難しいこと!動画の内容理解はもちろん、簡潔に自分が感じたことを英語で表現するというのは個人的にはかなり大変でした。そんな時に思い出したのが、日本語教師海外派遣プログラムでの日々です。

現地の日本語の先生がくれたアドバイス

オーストラリアやニュージーランドなどの英語圏でのプログラムは、対象が小中高校生となるため、日本語の授業であっても基本的には英語で授業が進められ、日本語や文化を教えるということはメインのお仕事ではありますが、実践的な英語にただ触れるだけではなく、どうすればより実践的なアウトプットが出来るか、英語で会話するコツなども日々の活動から多く学べるのがこのプログラムの特徴です。ボランティアのプログラムではアシスタントとしての参加となりますが、生徒や先生からの質問は毎回の授業でたくさん投げかけられます。私自身は、出来るだけ細かく詳細を生徒に伝えたいと思っていましたが、英語がぱっと出てこないこと、日本に関する知識があやふやな部分があること…など理由は様々あったと思いますが、最初の頃は質問に答えてもなんとなーく生徒の反応がいまいちだったり、これは伝わってなさそうという空気が流れたりとなかなかスムーズにいきませんでした。するとある日、現地のメインの日本語の先生から、「まずシンプルに答えを生徒に伝えてしまう、それで生徒の反応を見て、更に自分でもっと説明できそうであれば加えるようにすれば大丈夫、そして難しい単語でなく知っている単語でいいよ」と言われました。ビジネスなどでもまずメインポイント、それからそのポイントをサポートする説明などを加えるとよく言いますが、あの微妙な空気は説明の仕方にあったのか!と気づきました。それから特に低学年のクラスでは出来るだけ短く答えを伝えようとトライしてみた結果、生徒がポジティブな反応をするようになったり、更に質問が生徒から出てくるようになりクラス全体の理解度が上がったりと雰囲気が変わったのが自分でもわかりました。
日本語教師海外派遣プログラム 体験談

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