日本語教師養成講座(通学・通信)とオーストラリア・ニュージーランド・カナダ・イギリス・アメリカ・ドイツ・タイ・台湾へ海外派遣 そして日本で世界で就職のサポート

日本語教師海外派遣プログラムの体験談 カナダ編

カナダ 栗山 真奈美さん
栗山 真奈美さん NEW
日本語教師は学生の頃からの夢でした。実際に現場に立つことで「本当にやりたいの か?」が分かると思いました。

カナダ 中村友紀さん
中村友紀さん NEW
「英語圏で日本語を教える」という私の夢が叶い、また良い生徒達に巡り会えてとても幸せです。これからも日本語教育に携わる仕事をしていくつもりです。

カナダ 小松浩美さん
小松浩美さん
説明することをすべて下書きをし、何度も読んで覚えて、話す練習をして授業に臨みました。なかなかスムーズに話すことができず悪戦苦闘しましたが。。。
近藤まゆさん
近藤まゆさん
自分の担当として、週に5コマ授業を任されました。「げんきII」の教科書を使って語彙、漢字、文法、聴解、会話を進めました。


カナダで日本語教師海外派遣プログラム / 栗山 真奈美さん
日本語教師海外派遣プログラム体験談 カナダの日本語クラスにて
プロフィール
以前から国際交流に興味があり、大学で国際交流に関する内容を専攻し、ボランティアで留学生に対するチューターをした経験もあり。社会人を経て、自分の夢を追求しようとカナダにワーホリで行くことを決意。カナダではその夢の一つである日本語教師体験を志望。
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(カナダ)
参加の動機・目的
日本語教師は学生の頃からの夢でした。本職にするのは諦めていたのでボランティアでもいい経験になると思いましたし、実際に現場に立つことで「本当にやりたいのか?」が分かると思いました。
  • 日本語教師の資格・・・ なし
  • 自分の満足度として・・・ 70点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 カナダ バンクーバー
地域の人口 約180万人
学校の形態 公立中高校
職員数/生徒数 900人/60人
私が教えた学年 Grade 9〜12年生
1週間の平均授業数 15コマ/週
学校の様子 派遣校では、日本語クラスは3クラス(Intro Japanese/Japanese 11/Japanese 12)あり、日本語先生の下、テキストに沿って授業が行われます。授業内容はひらがな、カタカナ、漢字の書き方、読み方、文法、語彙についてです。父兄をはじめ、地元のボランティア、大学生の実習生も積極的にクラス運営を手伝っている学校であることも特徴的です。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム カナダの写真

派遣校の日本語クラスは、2つのクラスが同じ教室で同時に授業を受けるスプリットクラスと言うスタイルでした。そのため先生と私とで1つずつクラスを担当することが多く、活動を開始してすぐに先生に「あっちのクラスお願い」と言われました。何の準備もなく突然生徒の前に立ったため、始めの頃は1回1回の授業を無事に終わらせることだけで精一杯でした。どちらを担当するか、どんな授業をするかを直前に決めることがよくあるので、「こんな行き当たりばったりの授業で生徒に申し訳ない」と感じていました。しかし生徒たちはアシスタントである私とプロの先生を区別せず、「先生」として接してくれました。それはとても嬉しいことであり、同時にいい意味 でのプレッシャーになりました。日本語教育の知識がないことと英語力の乏しさから、生徒に質問されてもうまく答えられないことが何度もあって辛い思いもしましたが、生徒と気持ちが通じた時や授業がうまくいった時は嬉しかったです。

私は1年間のワーホリの途中でこのプログラムに参加したため、拠点であるモントリオールから一時的にバンクーバーに移りました。カナダでの生活に慣れ、ホームステイ生活にも飽きていた頃だったので、正直なところ3ヶ月のバンクーバー滞在にあまり大きな期待をしていませんでした。しかしここで出会った人は温かく楽しい人たちばかりでした。ホストファミリーはいつも明るくにぎやかな家族で、お互いの生活を尊重しながらも楽しく過ごしました。初めは私が遠慮して壁を作っていましたが、最後になってようやくリラックスでき、本当に打ち解けて冗談を言い合ったりできるようになったのがとても楽しかったです。今思えばバンクーバーの生活もいい思い出で あり、同じカナダという国ですが、東と西で全く違う地域の生活を経験できたことは良かったと思います。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
6時45分 起床
7時10分 朝食 トースト、フルーツ
8時15分 学校到着
8時30分〜9時48分 午前活動(先生が授業をしている間に採点や資料作り)
9時57分〜11時15分 午前活動(intro(1)/形容詞の新出単語と否定形)
11時30分〜12時50分 午前活動(JA11/「から」「けど」の練習)
12時50分 昼食 (サンドウィッチ、フルーツ)
13時32分〜14時54分 午後活動 (intro(2)/形容詞の新出単語と否定形)
15時30分 家到着
15時30分〜18時30分 インターネット、メールチェック等
18時30分 夕食 (パスタ、サラダ)
20時〜24時 シャワー、授業準備、インターネット
24時00分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

日本語教師海外派遣プログラム カナダの写真
質問行なった授業内容を教えてください
単元ごとのテストに向けて、教科書・ワークシート・ワークブックを使って文法・会話表現の練習。 ビデオ制作プロジェクト、ゲーム、映画/アニメ鑑賞、日本の歌など。
質問授業を一人で任されましたか
はい、任されました。
1つの教室に2つのクラスが入るスプリット授業なので、先生と片方ずつ担当していました。先生が席を外してしまう時やオフィスで作業をしている時もありましたが、基本的には同じ教室で授業をしているので、途中で交代したり助けていただいたりしました。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか
参加費用   :430,000円
ホームステイ :190,000円
生活費    :120,000円
旅行等    :70,000円
3ヶ月計 約81万円 (渡航費を除く)
質問派遣地はどんなところでしたか
大きな都市でありながら自然が豊かな地域です。活動時期が冬だったので雨が多く、雨の日ばかりだった気がします。人々は温厚でスポーツと自然が大好きです。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか
私の場合はカナダに来てから派遣校が決まったので出来なかったのですが、もし日本で分かっている場合は、自分が使いたい教材が学校にあるのかを先生に確認すれば日本で準備していけると思います。
質問このプログラムを選んだポイントは、またカナダを選んだポイントはなんですか?
仕事をしていた頃、連続10日間の休暇で何をしようかと考え、ただの海外旅行ではつまらないのでボランティアをしようと思いました。昔から日本語教師に憧れていたためボランティア内容は日本語教師に即決でしたが、10日では短すぎると感じていました。その後、別な理由により会社を辞めてワーホリで念願の海外に行くことに決めたので、その中にこのプログラムを組み込むことにしました。カナダを選んだのは、東部でフランス語を勉強したかったからです。フランス語を使いながら困ったら英語でカバーできるバイリンガル都市ということが魅力でした。
質問出発前と現在の語学力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
日常生活で使う表現やカジュアルな言い回しのボキャブラリーが少し増えたと思います。日本にいる時に「ある程度のコミュニケーションは取れるがそれ以上は進まない」というところで行き詰っていたのですが、それはあまり変わっていないと思います。
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思いますか?
本格的に勉強してきちんとした授業を行いたい、自分でクラスを組み立てたいという 思いが強くなった一方、現場の厳しさも実感しました。帰国まであと半年ありますの で、今後についてはじっくり考えようと思います。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい
日本の教育とカナダの教育のギャップに戸惑いました。授業計画の立て方からテストの作り方、書類の保存の仕方まで、教師の仕事のスタイルが全く違いました。日本のスタイルに慣れている私は不安を感じることもありましたし、常に落ち着かない気分でした。これは日本でも同じことですが、生徒をまとめることが非常に難しく、1人で授業をしていると生徒が騒ぎ出したり別のことを始めたりしてしまいました。こういう時の叱り方は最後まで掴めませんでした。また、授業が間延びしないようにメリハリをつけることや、生徒を飽きさせない工夫が大切だと改めて感じました。教師という仕事の大変さを再認識できたことは大きな収穫だと思います。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします
私はなかなか出来なかったのですが、やはり終わってみれば、遠慮や物怖じをせずに生徒や先生、ファミリーと積極的に交流して仲良くなるのが一番だと思います。
カナダで日本語教師海外派遣プログラム / 中村友紀さん
日本語教師海外派遣プログラム体験談 カナダの教室にて
プロフィール
大学で日本語教育専攻。その後、韓国の大学院で修士課程を経て、そのまま韓国で日本語非常勤講師として約2年間従事。更に英語圏での英語及び日本語教師としてのブラッシュアップのためにカナダを志望。
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(カナダ)
参加の動機・目的
今後の日本語教師としての経験を積むために、英語が重要であると実感。そのブラッシュアップのために、英語を使う環境のカナダでの活動を志望。
  • 日本語教師の資格・・・ 大学での主専攻修了
  • 自分の満足度として・・・ 90点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 カナダ バンクーバー
地域の人口 約180万人
学校の形態 公立中高校
職員数/生徒数 115名/1560名
私が教えた学年 Grade 9〜12(13〜17歳)
1週間の平均授業数 週に7〜8クラス
学校の様子 この派遣校では言語の選択教科の一つとして日本語教育を取り入れており、Grade 9〜12(13〜17歳)の日本語クラスにおいて日本語教育がおこなわれています。授業は先生が用意するテキストに沿って行われます。授業内容はひらがな、カタカナ、漢字の書き方、読み方、文法、語彙、会話についてです。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談

カナダに着いてほぼ1週間後に授業がスタートしました。最初は英語が全然聞き取れず、生徒と会話がうまくできなかったのですが、分からないときは担当の先生が通訳してくださったので心強かったです。

基本的にアシスタントの仕事は、文字や単語を教えたり、教室を回って生徒の作った文章をチェックしたりすることでした。教える上で特に難しいことはありませんでしたが、毎週金曜日は「文化の日」ということで、日本文化についてのプレゼンテーションをしました。英語でしなければならなかったので少し大変でしたが、準備しながら私自身とても勉強になりました。

直接クラスを任せられることはなかったのですが、先生がお休みのときは非常勤の先生がいらっしゃって一緒にクラスを見ることになります。非常勤の先生は日本語が話せないので、そのときは私が授業をリードしなければなりませんでした。担当の先生が最初の日に、私のことを「先生」として生徒に紹介してくださったので、生徒たちもちゃんと「先生」として見てくれ授業がしやすかったです。だんだん耳が慣れてきて、少しずつ生徒と会話ができるようになりました。上手ではありませんが、なんとか伝えようとがんばって話し、生徒も理解してくれました。最終日には生徒達が手紙やプレゼントを準備してくれて、とても感動しました。

今カナダに来て6ヶ月になりますが、今だったらもっと上手に教えられるかもしれないと思うときもあります。英語が分からなかったというより、慣れていなかったからうまく話せず、自信のなさがもっと下手に見せていたのかもしれません。しかし、そのとき出来ることは全てしたと思うので後悔はありません。「英語圏で日本語を教える」という私の夢が叶い、また良い生徒達に巡り会えてとても幸せです。今後具体的なことはまだ決まっていませんが、これからも日本語教育に携わる仕事をしていくつもりです。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
8時 起床
8時30分 朝食 パン、コーヒー
10時00分 学校到着
10時15分〜11時30分 午前活動(9年生の授業 数字の漢字、数字の読み方(二通りの読み方のあるもの)、「なんさいですか?」、数字のゲーム 等) 
11時30分 昼食 ホストマザーが作ってくれたお弁当(ご飯、チキン、果物)
12時20分〜13時40分 午後活動 (11,12年生の授業 品詞について、文型「〜のほうが〜です」「〜のために」環境問題についてディスカッション 等)
13時50分〜15時00分 ESLの授業聴講
16時 家到着
16時〜18時 インターネット メールチェック等
18時 夕食 (ご飯、春巻き、サラダ、スープ  )
19時〜22時 授業準備、英語の勉強 等
23時00分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行なった授業内容を教えてください
ひらがな、漢字の書き方。発音。教室を回って、生徒たちの活動のチェック。文化についてのプレゼンテーション。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか
100万円くらい
質問派遣地はどんなところでしたか
交通が便利で、過ごしやすいと思います。アジア人(特に中国系)が多いです。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか
最低限の日常英会話
質問このプログラムを選んだポイントは、またカナダを選んだポイントはなんですか?
韓国の大学で3年間日本語を教えていましたが、もっといろいろな国で教えてみたいと思い、このプログラムに参加しました。英語ができないことがずっとコンプレックスだったので、それも克服したくて英語圏を希望しました。カナダは英語圏の中では比較的物価が安く、英語を学ぶ上でとても良い環境であると聞き決めました。また、英語圏における日本語教育の現状を知りたかったからという事と、英語で日本語を教える能力を身につけたかったからです。
質問出発前と現在の語学力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
出発前は簡単な文も話せませんでしたが、生活しているうちに少しずつ話せるようになってきました。何よりも英語に対するアレルギーのようなものがなくなり、自信が持てるようになりました。
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思いますか?
英語圏の生徒を教えるときの参考にしたいと思います。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい
活動が始まる前はすごく不安でしたが、先生がとても親切にしてくださって、リラックスして臨むことが出来ました。ただ前もってだいたいの授業内容を知っていたら、もっと自分なりに準備できたと思うので、それができなくて残念です。また、先生が日本語がとても上手だったので、私自身それに甘えてしまった部分もありました。でも、英語が下手でも、とにかく関わろうとすることが大事で、一生懸命すれば、生徒も理解してくれるものだと分かりました。授業では難しいことは任されませんでしたが、頼まれたことは責任を持って取り組んだと思います。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします
生徒と早く仲良くなるには、まず名前を覚えることだと思います。あとはマンガやアニメに興味を持っている生徒が多いので、少し知っておくと良いと思います。
質問現地のサポートはいかがでしたか
とても良かった。 とても親切にしていただき、ありがとうございました。
カナダで日本語教師海外派遣プログラム / 小松浩美さん
日本語教師海外派遣プログラム体験談 カナダの仲間と
プロフィール
大学(教育学部教育心理学科)卒業後、中学・小学校教員を経てこのプログラムに参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(カナダ)
参加の動機・目的
カナダに長期滞在がしたかったことと外国の方に日本を紹介できるチャンスがもてるというのも魅力!
  • 日本語教師の資格・・・ なし
  • 自分の満足度として・・・ 90点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 カナダ BC州 Fernie
地域の人口 4500人
学校の形態 私立小中高校一貫校
職員数/生徒数 25人/190人
私が教えた学年 Kindergarten 〜 Grade7
1週間の平均授業数 日本語の授業以外に他科目の補助
学校の様子 過去にアシスタント教師を受入れた経験を持つBC州とアルバータ州の州境に近い一貫校。日本語クラスはないが、日本語・日本文化紹介の授業以外に他科目でも毎日のように活動する。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談

派遣先の学校は幼稚園から高校まである私立校で、全校生徒でも190人ほどで小ぢんまりとしていました。どの先生もすべての生徒を知っていてとてもアットホームな感じでした。わたしは、午前中はGrade3の教室で、担任の先生のお手伝いをしました。算数の問題の簡単な説明や答え合わせをしたのですが、とっさに数字が英語で言えず、よく間違えて子どもたちに訂正されていました。それでも、子どもたちはわたしのつたない英語の説明を聞いて、理解しようと努力してくれました。子どもたちはわたしの電子辞書に興味津々で、作文をするときなどよくスペリングを聞かれました。ネイティブの子どもにスペリングを教えるのは不思議な感じでした。午後は、Grade1〜5までの美術のお手伝いをしました。準備や片付け、子どものヘルプが主な仕事でしたが、時々一緒に作品を作らせてもらうこともありました。

この学校は日本語クラスがないので、わたしの受けもった授業はひと月に1回の「日本文化紹介」の授業です。幼稚園児〜Grade7のすべての子どもたちが対象だったので、学年ごとに教え方を変える必要がありたいへんでした。説明することをすべて下書きをし、何度も読んで覚えて、話す練習をして授業に臨みました。なかなかスムーズに話すことができず悪戦苦闘しましたが、子どもたちは一生懸命聞いてくれました。折り紙や箸、書道といった日本の伝統的なものだけでなく、日本で撮ってきた街や家の写真をプロジェクターで映したり、広告を見せたりしながら日常生活や学校生活の様子を紹介しました。子どもたちは日本についてとても興味をもっていて、「次の日本文化の授業はいつ?」と楽しみにしてくれ、わたしもとてもうれしかったし、やりがいもありました。

この町ファーニーでは、学校の先生宅の一部屋を借りて生活していました。ホストファミリーというより「ハウスメイト」で、パーティーに誘ってくれたり一緒にハイキングに出かけたり、本当に友達のように接してくれました。わたしの作る日本料理にとても興味をもって、何を食べてもおいしいと言ってくれました。飼っている犬も猫も懐いて、本当に家族の一員のようでした。授業が終わってから、ヨガや大学の英会話講座に通ったこともあります。冬にはスキーを楽しみました。本当に毎日が充実していました。

このプログラムに参加して、旅行では経験できないことをいくつも体験したし、数日の滞在ではわからないことにもたくさん気づきました。「旅行すること」と「生活すること」は違うんだということも改めて実感しました。そのおかげで、言葉の苦労も含めて、ますますカナダが好きになりました。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
7時 起床
7時30分 朝食 シリアル、サラダ、ヨーグルト
8時30分 学校到着
8時45分〜12時00分 午前活動 Grade3の授業のアシスタント 算数の答え合わせや簡単な説明、スペリングのチェックなど
12時00分 昼食(日によっていろいろ。あらかじめ申し込んでおけるホットランチ、自分で作っていくサンドイッチや前の晩の残りのお弁当など。)
12時30分〜15時30分 午後活動 Grade1〜5までのArtクラスのお手伝い。準備や片付け、掃除、子どものヘルプなど。Artクラスがないときは、いろいろな授業の見学をさせてもらいました。
16時 家到着
16時〜18時 インターネットのチェック、授業の準備、買い物など
19時 夕食 (パスタ、カレー、チャーハンなど。照り焼きチキンや揚げ出し豆腐などの日本食もよく作りました。)
20時〜23時 シャワーを浴びたりテレビや映画(DVD)を見たり、時々読書したり、ゆっくり過ごしました。YOGAや大学の英会話講座に通っていたときもあります。
23時30分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行なった授業内容を教えてください
日本についての概説  習字  日本の学校生活  折り紙
日本のお正月  雛人形作り  日本の生活について  箸  2人3脚
日本の伝統的な遊び(あやとり、けんだま、だるま落とし、おはじき、坊主めくりなど)
質問授業を一人で任されましたか?
はい。授業のプランを立て、進めるのは自分でしたが、必ず補助の先生が入ってくださり、お手伝いしていただきました。
質問日本語授業以外で教えた科目などはありますか?
はい。午前中はGrade3の教室でお手伝いをしていました。算数やspellingなどの問題のチェックや簡単な説明を行いました。また、『桃太郎』の本の読み聞かせをしました。
質問派遣地はどんなところでしたか?
スキーリゾート地で有名な、自然豊かなところです。小さな街なので、人々はみんな知り合いという感じで、とても気さくで優しい方ばかりでした。冬はマイナス20度の寒さも経験しましたが、この冬は雪が少なかったということです。空気がとても乾燥しているので、日差しはきつくても日陰は涼しいです。
質問このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
カナダが大好きで毎年のように出かけていました。しかし、いつも10日間ほどの短期の旅行しかできなかったので、カナダに長期滞在をしてみたいとずっと思っていました。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい。
大好きなカナダですが、「旅行する」ことと「生活する」ことは全く違うことだと改めて感じました。初めのころは、慣れない環境、わからない英語、友達もいなくて日本に帰りたいと思うこともしばしばありました。学校以外では何をしていいのかもわからず、時間をもてあましていました。これが短期間の旅行だったら、のんびりと何もしないことが息抜きになるのでしょうが、毎日のこととなると、やることがないというのは辛いだけです。しかし、次第に生活に慣れ、友達もできると毎日が楽しくなりました。言葉の壁は大きいですが、わかろうとする気持ちが大切なんだと思います。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
英語の勉強はやってやりすぎるということはないと思います。単語量もそうですが、もっと自分の気持ちや考えの表現方法を勉強しておけばよかったです。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
滞在費用としてはおおよそ150万円ぐらいでしょうか。また、日本で買って持っていったものは、5000円ぐらいだと思います。日本で撮り集めた写真や広告、前任者が残していってくれたものを利用したので、教材費としてはそれほど費用はかかりませんでした。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
正直言って、わたしの英会話力の進歩は遅々として、あまりみられなかったのが現状ですが、自分の言いたいことを言おうという姿勢はもてるようになったと思います。
質問今後の目標は何ですか
外国に長期滞在することで、日本のよさを改めて感じることができました。今後、何の仕事に就けるかわかりませんが、異文化や日本のよさを伝えていくことができたらいいなと思っています。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
伝統的なことばかりでなく、現代の日本を紹介できるような準備をしていくといいと思います。わたしは「日本で一番有名なミュージシャンは誰?」という些細な質問に答えられなかったので、自分なりの「日本」についての考えをもっていったほうがいいです。
質問現地サポートはいかがでしたか?
ささいな質問でもすぐに対応してくださり、心強かったです。
カナダで日本語教師海外派遣プログラム / 近藤まゆさん
日本語教師海外派遣プログラム体験談 近藤まゆさん カナダ
プロフィール
大学をご卒業後、日本で日本語教師を歴任。視野を広げようとこのプログラムに参加。
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(カナダ)
参加の動機・目的
これまで、中国人就学生を対象に自分なりの方法で試行錯誤しながら日本語を教授してきました。今一度視野を広め、海外の日本語学習者に日本語を教えるお手伝いができればと思い参加。また、生の外国生活を体験する事と、長期間滞在することで英語力を伸ばす事も目的。
  • 日本語教師の資格・・・ あり
  • 自分の満足度として・・・ 20点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 カナダ BC州 West Vancouver
地域の人口 約4万人
学校の形態 公立中高校(セカンダリー)
職員数/生徒数 60人/900人
私が教えた学年 Year9〜12
1週間の平均授業数 週5コマの担当授業+アシスタント教師としてのサポート
学校の様子 進学校で有名な公立中高校。これまでも多くの日本語アシスタント教師を受け入れてくれています。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談

私はこれまで、国内で日本語講師としてやってきましたが、もっと広い視野で教育の世界を見てみたいと思い、このプログラムに参加しました。

ずっと一人暮らしで自由気ままな生活を送ってきた自分にとって、まずはホームステイという共同生活がはじめの困難でした。家にはもちろんその家のルールがあり、本当の家族ではなく、でも家族のようにいろいろな行事に参加させてもらえることは、大きな体験でした。また、言葉も満足に通じない、友人も近くにいない、文化も生活様式も違う中での生活は、自分を見つめ直す機会にもなりました。

学校では、私の派遣された学校は、比較的裕福な家庭の層の学生が通っている学校で、皆ほんとうに心の豊かな、学生たちでした。授業内は活発に、またやるべきときはやる、という姿勢はすばらしかったです。また日本語クラスの学生たちは韓国系の学生がほとんどでしたが、皆日本語に強く関心を持っている学生ばかりで、新しいことを吸収するのがうれしそうでした。私は国内でずっと直接法の指導をしてきましたので、英語を介しての間接法の指導にはかなり苦戦し、最後までろくに流暢な英語は話せませんでしたが、最後の方では私のつたない英語にも熱心に耳を傾け、初歩同士の英語と日本語で会話したりできたことは感動しました。

私が派遣されたバンクーバーという都市は、派遣前はイメージや何となくでしか考えていなかったのですが、行ってみると人々は皆フレンドリーで、どんな国の人も受け入れ、また陽気で話し好きで、心から周りの人たちがハッピーでいてほしいと思っている素敵な人たちばかりでした。普通にバスに乗ったり、一人で旅行に行ったりしても、知り合った人と話ができる素敵な街でした。また自分の大好きな自然も溢れているので、今度は英語を話せるようになって、いつかまた旅行に行きたいです。

普通の留学でもなく、ビジネスとしての仕事でもなく、アシスタントという複雑な立場なので、困難なことはたくさんあるとは思いますが、先入観なく飛び込むことが楽しむポイントかなと思っています。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
6時 起床
6時30分 朝食 コーンフレーク
7時45分 学校到着
8時30分〜9時49分 授業準備
10時01分〜11時20分 授業
11時32分〜12時53分 授業アシスタント
12時53分 昼食 ホストマザーの作ってくれたサンドイッチ
13時38分〜14時57分 授業アシスタント
  日記の記入 明日の準備など
17時30分〜 家到着 その後自由時間
18時30分〜 夕食 テレビ、授業準備など
23時00分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行なった授業内容を教えてください
自分の担当として、週に5コマ授業を任されました。APクラスは今年度5月に行われるAP試験に向けて、「げんきU」の教科書を使って語彙、漢字、文法、聴解、会話を進めました。授業は日本語だけで行いました。Abinitioクラスは教科書に入る前の入門(ひらがな、カタカナ、数字、時間、日にち、曜日など)を教えました。英語を使わないと理解が難しいです。
質問授業を一人で任されましたか?
はい、任されました。上記はその内容です。他の時間は担当の先生の授業に補助で入ったり、成績入力、コピーなどの手伝いで一日があっという間に過ぎていきます。
質問派遣地はどんなところでしたか?
日本よりはかなり寒いので防寒着は多めに。(到着時10月で日本の11月下旬くらいの感覚でした。)基本的に住居には床暖房がついていて個人で調節はできないものが多いのでカイロなどもあるといいと思います。10月〜3月はとにかく雨が多いので、折りたたみ傘、撥水加工のあるフード付きの上着は必需品だと思います。移民がとにかく多い地域なのでどんな人も受け入れてくれるところだと思います。
質問このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
これまで、国内の日本語学校で中国人就学生を対象に自分なりの方法で試行錯誤しながら日本語を教授してきました。今一度視野を広め、海外の日本語学習者に日本語を教えるお手伝いができればと思い、志望しました。
以前、アメリカのモンタナ州にホームステイした際に、大自然に感動し、その頃から次はぜひカナダを訪れ、カナダの持つ巨大な自然に触れたいと思い、また、しばらく離れていた自分の英語力をもう一度向上させたいと願い、志望しました。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい。
楽しいことや、いいことばかりを想像してやって来ましたが、旅行ではなく、外国で生活する苦しさを改めて体験しました。
ホームステイでは、他人と共に生活していく難しさ、学校生活では、自分が教える立場でありながら英語で説明できないもどかしさや、苦しさを常に感じていました。またそのような逆境に立たされることで、周りの方に支えられていることや、自分を改めて知る機会にもなりました。派遣していただいた学校がとても良い学校で、そちらでは本当に良い生徒に恵まれ、私のつたない英語にも懸命に耳を傾けてくれたり、ネイティブの教師に関心を持ってくれ、生徒と接することが辛い生活の中での支えにもなりました。
英語が足りないことや、失敗を恐れず積極的に入っていくことがなかなかできずに苦しい思いをすることが多かったのですが、どんな人でも受け入れてくれるバンクーバーの人たちの心の広さにはいつも救われ、心が暖かくなる思いでした。
出発前に、目的や覚悟が足りなかったために、予定より早めの修了となってしまいましたが、ここで改めて経験したことは今後生活していく上で必ず役に立つと思います。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
英語に切り替える頭になる準備をしておくことは、重要だと思いました。(少しでも外国人と話す練習をすべきでした。いきなりネイティブの世界に入るので慣れるまでに時間がかかりました。)
また、慣用句、表現をたくさん知っておくこと、気持ち、覚悟の準備は必要です。(楽しいことばかりではないと思うので。)
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
1ヶ月の生活費$1,000くらい。カナダは現在物価が高いので食料品、日用品などに、予想以上にお金がかかりました。為替がどのくらいで、1月に平均どのくらいお金がかかると考えたらよいのか、このあたりを出発前に教えていただけるとより準備もしやすいと思います。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
生活の中で使う英語の聞き取りは伸びたと思いますが、ビジネス英語や文化、社会に関する英語はまだまだです。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
私の場合、行く直前まで仕事をしていましたので、英語にしても生活にしても気持ちの面でも、準備が足りなかったなと痛感しています。特に英語の面では話せるに越したことはないので、英語に頭を切り替える準備をしておくことが、すぐに生活にも馴染めるポイントになるかと思います。
私は海外生活は約10年ぶりだったのですが、良いこと楽しいことばかりではなく、苦しいこともたくさんあるんだという覚悟も必要だったなと感じています。でもどんなことも楽しむというチャレンジの心があれば大丈夫だと思います。
質問現地サポートはいかがでしたか?
とても良かったです。生活のことでいろいろと親切に相談に乗っていただけて、不安の多い慣れない生活の中で、相談できる機関があることは、とても心強いことでした。
出発前に、現地の生活がどのような感じで、学校ではどのようなことをし、生活費はどれくらいかかるのかということ、現地の生活で大変なことなど、できるだけリアルな情報をいただいておけると、こちらでの生活のリスクも少なくなると思います。